自然風の庭づくり施工例>>03「瓢箪堂」(安佐南区長楽寺)造園工事

「瓢箪堂」(安佐南区長楽寺)造園工事

高台の住宅地に位置するギャラリーカフェ「瓢箪堂」(ひょうたんどう)。まるで住宅地に突如現れた小さな森のようなお庭に、三角屋根がちょこっとのぞく姿がとても印象的なお店です。
1度に完成したお庭ではなく、少しずつ時間をかけて作り上げてきました。1度作ってから後に取り壊した部分もありますし、熟慮に熟慮を重ねて創った部分もあります。しかし時間と手間暇をかけた分だけ、お施主様の根っこに極々近いところに、お庭が存在することができているように想います。
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「瓢箪堂」の森末さんとは10年来のお付き合い。何もなかったお庭に1本のヤマボウシを植えたのが始まりでした。
森末さんのイメージや好みと「Neat Garden」のコンセプトである「自然を生かす庭」が、時間と共に熟成してカタチになり生まれたのがこのお庭なのです。
「とても自然風なお庭」と言うよりも、見方によっては管理がされていないお庭のように見えますが、実は普通のお庭よりもよっぽど手間暇がかかるのです。とても好きでないと続けることはできません。
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春は白やピンクのお花がお庭を彩ります。これらのお花はご自分で購入されたものや、ドライブやハイキングの道すがら入手されたものです。実に多様な草花が植えてあり、1年を通じて色々なお花を楽しむことができます。 秋には鮮やかに紅葉します。多くの樹種を植栽しているため赤だけではなく、黄色や朱色の紅葉も楽しめます。
もちろん常緑樹もありますので、秋冬といっても、それほど寂しい印象を受けることはありません。
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「建物を建ててから庭を造る」ではなく、まるで昔からあった小さな森の中に建物を建てたようにさえ感じるお庭です。
このように自然風に暮したい人達にとっては、これはもう理想郷ではないでしょうか?しかしここは隣家もある住宅団地です。
自然の空間に誘われるように小鳥や小動物が訪れ、そして「小さな森」も動物たちをやさしく迎え入れます。
ちゃんとした自然のある場所には、虫も動物も集まるんですね。近くの公園には訪れない小鳥も、この庭には集まってきます。
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店内から見た秋の庭風景です。箱根や軽井沢といった保養地の風景といっても言い過ぎではないでしょう。
こちら向きの隣家は少し低い位置になるので、スッと景色が抜けています。大きなガラス面となっていますので、店内から素晴らしい景色を楽しむことができます。
やはり店内から眺めたお庭の風景ですが、もうちょっとすっきりとしたイメージです。
三角形の土地を上手に使って、とても広い土地のように見せています。
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陽のそそぐお庭に椅子とテーブルを出してくつろぐことができます。緑豊かな自然のお庭に囲まれて過ごす、ゆったりとした時間を楽しめます。 ギャラリー開催時には、多くの作品が並べられます。
建物および敷地のイメージにあう、素朴な作品のケースが多いようです。
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お庭側から建物を見ているところです。
少し分かりにくいですが軒が広く張り出しており、お庭の雰囲気とあいまり、軒下の居心地がとてもいいのです。
池側からバラアーチの方向を望んでいます。木洩れ日がとても綺麗です。
池で遊んでいます。メダカでも探しているのかな?
色々な種類の水草が、池の景色を彩っています。
自然度の高い池が、様々な昆虫・野鳥を呼び寄せます。まるで、このお庭だけで1つの生態系が完成しているかのようです。
きっと、動植物がすごしやすい環境は、人間にとってもすごしやすい環境なのでしょうね。
水草の生長は旺盛で、すぐに池を埋め尽くすほどです。あまりに増えると、取り去ってやることが必要です。 バラのアーチです。ベンチもついており、中で時間を過ごせるようになっています。
植物が旺盛に生長しており、アジサイの花が咲いています。6月ぐらいの風景でしょうか。 駐車場からアプローチ入口を望んだ風景です。とても団地の一角にあるとは思えないほど、様々な植物が層を成して建物を囲んでいます。
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