自然風の庭づくり施工例>>082「西井製作所」(海田町南明神町)新築造園工事

「西井製作所」(海田町南明神町)新築造園工事

西井製作所さまの移転に伴い、海田町の工業団地内に建設された新社屋および工場の造園工事をさせて頂きました。とても敷地が広く、工場建築物も大きいため、そのスケール感にあう緑量ボリュームを確保することに努力しました。
西井社長さまからのリクエストは、四季折々に花などの景色を楽しめること、植栽スペースが森のようになること、ユキヤナギの外構部分にユキヤナギを植栽することの3点でしたが、森に関しては時間の経過を見守ってほしいのですが、他2点については十分に達成できたのではないかと考えております。


西井製作所さまのホームページ
大きめの植栽スペースが2カ所あり、より大きいほうの植栽スペースとなります。
リクエストに少しでも早く応えるため、できる限り大きな樹木を植栽しました。
反対側から見たところです。
建築物が大きく圧迫感があるため、それを抑えるよう多くの緑量を確保しました。
いい時期だからではありますが、コウライシバがとても綺麗に健全に育っています。
きっと西井製作所さまのお手入れが十分に行き届いているからだと思います。
旧工場の屋上にあったお社も移転してきました。
性質が強健なウバメガシで、お社を守るように囲いました。
お社に近づくための板石園路も設置いたしました。また、雑草の発生を防ぐために真砂土舗装をしております。
少し時間がたち、社員さん達が、色々と手を加えられたところです。
ヒマワリの鮮やかな黄色がうれしいですね。
真砂土舗装の園路沿いに、大きな睡蓮鉢とベンチを設置されていました。
もう少し樹木が大きく育てば、恰好の休憩場所になると思います。
建物側から植栽スペースを見たところです。
旧工場より移植したカリンも元気に育っています。
旧工場にあった古木のカリン移植を成功させるため、工事の半年前に根廻を実施しました。
お話をいただいたのが、根廻シーズンエンドの締切ギリギリだったため、直ぐに実施した作業です。
トレーラーでの搬入になるため、大きな樹木だけ先行して植栽させていただきました。
また植栽適期から外れる可能性が高かったため、大きな樹木に関しては先行植栽が適切でした。
そのために建設業各社さまには大変なご迷惑をお掛けしました。
砕石舗装の砕石を取り除き、客土を実施しました。
仕上がり地盤に合わせるため、相当量の客土を搬入しました。
先行植栽する大きな樹木を荷卸ししたところです。
これだけ大きな樹木を植栽するのは久しぶりでした。
これ以上大きな樹木になると、道交法上面倒な手続きが必要となってきます。
剪定で不要枝を取り去り、樹形を整え植栽します。
このサイズの樹木はあまり流通していないため、根廻をしてある樹木を探すのが大変です。
先行植栽が完了したところです。
現状地盤から見ると、とても高く植えてあるように見えますが、実際には周囲の地盤がこれからグッと上がってきます。
縁石を設置されたところです。
先行植栽の高さはちょうど良かったようです。
外構部分の植栽マスも完成しました。
周囲の地盤より高くなっている植栽マスは、周囲から水分が供給されないため、灌水と土壌改良が重要となります。
土壌改良材を搬入しています。
大量の土壌改良材を混入するため、その分の土量増加を見越して客土量を決めなければなりません。
外構部分に客土を実施しています。
先行植栽に沿うように、さまざまな種類の樹木を植栽していきました。
ボリュームのある植栽グループになるため、片枝樹木を使用することができました。
そのためコストを抑えることができ、抑えた分だけ植栽樹木を増量することができました。
おおよそ植栽が完成したところです。
ボリューム感のある植栽となりました。
芝生用の土壌改良を実施しているところです。
植栽スペースの周辺部にはコウライシバを張っていますが、きれいな芝生をつくるには、土壌改良がとても大切です。
芝生を張り、上に目土をかけたところです。
芝生が土の下に隠れ、張っているように見えませんね。
大きな樹木には、風で転倒しないようワイヤー支柱を実施しています。
5年もすれば十分に根を張りますので、その後取り外すことができます。
外構部分にユキヤナギを植栽しています。
3月から4月にかけて、純白の小さく可憐な花が咲き、周辺の皆さんにも喜んでもらえることでしょう。
Price (万円) 税抜
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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