自然風の庭づくり施工例>>09東区牛田旭「I邸」新築に伴う造園工事

東区牛田旭「I邸」新築に伴う造園工事

山腹の住宅地に位置するI邸。斜面に建てられた住宅地のため、日当たりがとても良いお宅です。施主のご要望は小鳥が訪れるような自然な雰囲気のお庭。「都会の中のオアシス」のようなお庭にしようと心がけてデザインしました。
また住宅密集地のため、隣家からの視線がとても気になりますので、心やすぐお庭とするために視線カットを重要な課題として設定しました。
住居北側は道路に面していますが、地盤高に差があり2階と道路が同一レベルとなります。そのため、通常と異なり玄関が2階にあり、1階部分にプライベート空間があるのですが、その1階は周囲のお宅の、2階からの視線にさらされる構造となっていました。
そこで、庭として成立するのは当然ですが、周囲の視線からプライベート空間を守るバッファーとしても機能する造園空間を目指しました。
住居南側の細長いスペース。ほとんど何も手を加えていない状態でした。
下段建築物2階からの視線を遮るものが、まったくない状態でした。
視線を遮るためウッドフェンスを設けましたが、樹木については、圧迫感が出ないようスラリとした樹形のエゴノキ、コナラ、そして秋の紅葉が美しいイロハモミジを植栽しました。
敷地西側のスペース。写真中央の擁壁の上は道路になっており、建物と建物の間の約3mほどの隙間からお庭が丸見えの状態でした。 ウッドフェンスと高木による植栽で、道路からの視線をカットしました。小さな2つの池があるストーンテラスは御影石とアンティークレンガで作りました。
ウッドフェンスは場所によって高さを変えていますが、これはウッドフェンスの高さによって生じる圧迫感を防ぐために、必要なだけの高さに抑えているためです。
一様な高さにする方が施工は楽なのですが、せっかく見通しの良い立地なので、手間が増えるほうを選択しました。
開放感を保ちつつ、守られた外部空間を形成することができました。
敷いているのは備前まで取りにいった備前焼釜の耐火煉瓦です。作られたばかりのレンガと違い、落ち着いた雰囲気を醸し出します。
写真右の大きな樽は、ガーデニング用の散水に活用できる便利な雨水タンクです。ウイスキー樽を再利用した深みのある色はウッドフェンスの色にも合い、お庭にもなじみます。
板石の組み合わせを利用して小さな池を創りました。浮草を浮かべてメダカなどを飼われているようです。
道路から庭部分を見下ろしたところです。せっかくの空間も、人の目を気にするようでは楽しむことができません。そこで、アラカシを植栽して、視線を遮ることにしました。また、植栽だけでは不十分なため、ウッドフェンスも設けております。
高木と高木の間にはヤマブキ、オオデマリ、ワイルドストロベリーなどを植栽しました。日当たりと風通しの良さを損なわないようウッドフェンスの高さ、植栽に気を使いました。 自然に囲まれた、居心地の良い空間になりました。これなら周囲からの視線も気にせず、ガーデンライフを楽しむことができます。
森の小道のように整備しました。植物がアプローチに侵入してきて、自然度の高い空間となっております。 板石、大判レンガ、小判レンガ、耐火レンガを組み合わせて舗装しております。耐火レンガは備前焼で実際に使用された古材です。
フェンスの高さは、住宅の窓と隣家の窓の関係性から、高さを決めています。そのため所によって高さが変わっています。 小さなお子様がいらっしゃるので、小さな池をつくりました。水生植物を育てたり、メダカ、金魚などの小魚を放していらっしゃいます。左右の池は下で繋がっています。
ウッドフェンスの基礎を埋めているところです。 基礎に支柱取付金具を取り付けています。
金具に支柱を取り付けています。 板を切っております。
板を支柱に取り付けています。 ウッドフェンスの完成です。これで隣家の視線に影響されません。
池の形を決めるために、実際の板石を仮置きしています。 対象となる位置を掘り込んでいます。
防水シートが破れないように、クッション砂を敷いています。 防水シートを広げ、均しモルタルを敷いています。
均しモルタルの上に板石を敷きます。 池部分以外は、地盤にクッション砂を敷き、レンガを敷き並べます。
樹木を搬入しています。 樹木を植栽しています。
小さめの植木を植栽しています。 地被植物を植え込んでいます。
Price (万円)
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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