自然風の庭づくり施工例>>25「ラマーノ[la mano]」(西区古江西町)リガーデン工事

「ラマーノ[la mano]」(西区古江西町)リガーデン工事

TSS「満点ママ」でお馴染みの、木村真美先生が主催するイタリア料理教室「ラマーノ[la mano]」のリガーデンをさせて頂きました。人が集まる場となるので、話題を提供できるようなお庭を目指して、下草、ハーブを含め、多種多様な植物を植栽しております。
また「サロン・ド・古江」のオープニングパーティーにあわせ、ピザ釜を製作しました。美味しいピザが焼け、参加された皆様に楽しんで貰えたようです。


【ラマーノWEBページ】
もともと住宅であった建築物をリフォームされて、イタリア料理教室として利用されはじめましたが、住宅建築時に施されたお庭が和風庭園であったため、自然風のお庭にリガーデンしたいという依頼を請け、既存の芝生広場を活かした、池のあるお庭にしました。
古江の斜面地にあるため、空がとても大きく広がっているので、それを楽しめるよう、邪魔となる景観を隠すように植栽を施しております。
お庭の南東に向けて建物沿いにアプローチがあったのですが、変化に乏しかったため、樹木に囲われた小道に変更しました。あわせて、終点を隠すことにより、お庭の広さを演出することができました。
円弧状のリビング・ダイニングにあわせ、芝生面を円弧で区切り、景観の骨格をつくりました。また円弧に区切り、焦点がはっきりすることで、使い勝手も良くなったと思います。
門から玄関まで、クルマがあがれる広いアプローチとなっておりましたが、クルマを縦列駐車するには十分な幅がありませんでした。人が集う場になるとのことでしたので、縦列駐車ができるようにアプローチを広げました。
高さ1.0mのブロック塀が終点まで続き、視覚的に狭さを感じさせていました。これを途中まで取り除くことにより、開放感生まれ、ブロック塀周辺の空間が使いやすくなりました。
吹き抜けとなっている中庭部分です。十分な太陽光が入ってこないなかで、植栽を施すため陰樹での構成となり、暗いイメージとなっておりました。ここをタイルと立水栓と水盤の単純な構成にすることで、フラワーアレンジメントなどの作品展示の場として、使用されるようになりました。
30cm*60cmの板石を使用すると、和風のイメージが強くなりますが、それを弱めるために角を叩き、鈍角にしております。こうすることにより四隅に隙間が生まれ、軟らかいイメージとなります。 とても気持ちの良さそうな芝生広場です。仰向けに寝転ぶと、大きな空を独り占めです。
景色にアクセントを持たせるため、川石を積んだ石垣を設けました。石垣を設けたおかげで、敷地に高低差を作り出せ、景色に奥行きが生まれました。 庭園内の園路です。照明を設置しましたので、夜でも安全に歩けます。また、ぼんやりと発光する電灯を使用しておりますので、お部屋からの景色も幻想的になります。
底の浅い池を設けております。周囲には水辺の植物を配置しております。 浮草、水草を浮かべています。蓮の花が咲いていますね。底が浅いため太陽光が底面まで届き、軽やかなイメージとなっています。
水はステンレスの鋼管から注ぎ出します。水の流れをつくることで、池の水が浄化されます。 石垣に水栓を設けています。池で遊んだら、ここで手足を洗ってください。取っ手がリスの形をしています。
既存の木製ブランコです。色合いが芝生に映えており、形がお庭にピッタリです。 階段に続くアプローチです。先が見えないように、向きを変えており、植栽を施しております。
階段をあがってきた人は、この小道を通って庭に入ります。期待感が溢れる小道になりました。 ピザ釜です。すべて耐火レンガでつくっており、本格的な釜です。この釜で焼いたピザは美味しかったそうです。
門から玄関までのアプローチは、板石と川石で広げました。車輌が載っても大丈夫なようにつくっております。 門にある看板です。もし訪問する機会がありましたら、お庭も見てみてください。
お庭が高い位置にあり、車輌があまり近づけないため、隣地に大型クレーン車を入れて、搬入・撤去を行いました。画像にあるバックホウもクレーン車で吊り込みました。 中庭の石材を撤去しました。非常に狭い空間だったので、細心の注意を払い作業を実施しました。クレーンの操縦者からは一切見えないので、無線を使いながらゆっくりとした作業となります。
吊り出した石材を庭越しに、トラックに積み込みます。住宅の2階ベランダにあがらせてもらい、ここから無線で指示します。 クレーン車、中庭、トラックの3者は、お互いにまったく見えない状態なので、ベランダの指示者がすべての頼みです。
池部分作業です。ワイヤーメッシュを設置して、コンクリートを流し込みます。こうすることでコンクリート引っ張り強度が増し、人間が池に入っても、割れたり水漏れすることがありません。 ミキサー車から庭部分にコンクリートを持ち上げます。門を潜ることのできるクレーン車では、作業位置までコンクリートを持ち上げることができませんので、途中からバックホウで運ぶことになります。
コンクリートを敷き均しています。コンクリートが固まるまでの時間との勝負です。 芝生面を円弧に区切る川石を並べています。高さ・円弧を表す、丁張りに沿って並べていきます。
池部分の防水作業です。シート敷き詰めます。 敷き詰めたシートに防水塗料を塗ります。
川石で石積みをしているところです。 石積みが完成したところです。奥行きの空間がとれない場所は、石積みなどを利用して高さを出して、植栽を重層化します。
自働潅水装置を取り付けています。広いお庭に水撒きするのは大変なので、必需品です。タイマー設定により、いつでも、幾らでも、スプリンクラーなどにより潅水ができます。 真砂土を搬入しています。搬入した真砂土で地盤を形成していきます。
形成した地盤です。相当量の真砂土を搬入しておりますが、均してしまうと、こんな感じになります。 あまり変化が無いように感じるかもしれませんが、これ以上ラウンディング強くすると、強い雨の時などに流されてしまいます。
植栽を始めました。景観や特性を考えながら、それぞれの植物を配置していきます。 最後にグランドカバー(地被類)を植栽して完成となります。
Price (万円) 税抜
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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