自然風の庭づくり施工例>>48「フォンテ広島モデルハウス」(こころ)外構造園工事

「フォンテ広島モデルハウス」(こころ)外構造園工事

北欧風デザインの住宅を得意とされる、フォンテ広島様のモデルハウス外構造園工事をさせて頂きました。NeatGardenにとって、モデルガーデンの外構造園工事は初めての経験であり、フォンテ様が十分に満足できるよう努力いたしました。
フォンテ様は、これまで白い外壁の住宅を多く作られているのですが、新たに黒い外壁のシリーズを立ち上げられるということで、その橋頭堡とすべく、これまでにないほど、大きく力を入れていらっしゃるモデルハウスとなっております。
それにともない外構造園部分についても、数多くの打ち合わせを重ねさせて頂き、新しいスタイルの住宅が、十分に力を発揮できる外構・造園空間を、ともに形作ることができました。

【フォンテ広島WEBページ】
団地内の大通り交差点に面しているので、通行人の休憩場所となる、ベンチを設けました。やはりモデルハウス外構ですので、使いやすさを求めながらも、インパクトについて考慮したデザインとなっています。
「こころ」は、豊かな緑で構成された住宅団地で、住宅外構についても厳しい外構条件が附せられています。そのためどの住宅も、一般の住宅団地とは大きく異なり、ブロック塀などではなく。生垣や植栽により囲まれています。
そのような思想を持つ住宅団地の、フラッグシップともいえるモデルハウスですから、フォンテ広島様とお互いの知識と経験を持ち寄り、これまでにない外構空間を形作りました。
南側の景色です。多くの落葉樹を植栽しています。
東側の景色です。真向かいがセンターハウスとなり、住宅団地の中心となりますので、簡単なベンチを配置しました。
西側の形式です。ちょっと見えにくいですが、奥が駐車スペースとなっています。
南側の庭部分です。枕木によるウッドデッキと、芝生スペースを設けました。どちらも第二の居住空間となります。
反対側からの景色です。かなり広いので、ガーデンパーティーも可能でしょう。
南側の植栽部分です。歩道から15cmセットバックすることで、その空間に植栽を設けることができ、歩道と外構の繋がりが良くなりました。
北側の景色です。玄関は北側になります。東側、西側のどちらからも近づけるよう、アプローチを設けています。
西側の駐車スペースです。このように三方が歩道に囲まれた特殊な敷地となっております。歩道との隙間に植栽スペースを設けて、景観にも配慮しております。
駐車スペースの全景です。縦に2台の車を駐車できます。タイヤの通らない真ん中は、芝生で緑化しています。
駐車スペースを反対から見たところです。既存の意味の無いコンクリートブロックを取り除くことで、敷地の持つ力が向上しました。
東側か見たアプローチです。高級感に溢れる金属質な光沢を持つ、黒色穴あきレンガを使用しています。 同じく東側からのアプローチです。狭い空間なので、ウッドフェンスで目隠しして、トクサを植栽しています。
東面を南側から見た景色です。 もっと引いたところから見た景色です。角地のため角を切り取られていますので、繋がりの処理に苦心しました。
芝生スペースです。十分な土壌改良を施しましたので、立派な芝生が育つはずです。 ウッドデッキ部分です。枕木を利用しています。近年、枕木風木材を利用しているケースが多いようですが、古材の枕木の方が、雰囲気があり景色を形作るのに適切です。
メッシュフェンスを組み合わせて、石積みを立ち上げます。通常石積みは、その構造として面を傾ける必要があるのですが、フェンスを使うことで、限りある敷地を目いっぱいまで使うことができます。 その発展形として、石だけを積み上げたものです。ブロック塀の代わりにすることができます。
水洗を取り付け、受け皿を置いています。 南側の植栽には、夏は陰ができ、冬は陽が射すように、落葉樹を多く植栽しています。
意味が無く不要なコンクリートブロックを破壊しています。費用がかかってしまいますが、敷地の持つ力を発揮するためには必要な作業となります。かかる費用以上の効果を得ることができます。 芝生部分の下地となるブロックを積んでいます。
既に供用されている住宅団地ですので、安全管理には十分に注意しております。 コンクリート塀のコンクリートを打つのに、型枠を作っています。鉄筋を組み、コンパネで型枠を作るのは、熟練の技能が必要です。上手でない者がやると、傾いたり、歪むことがあります。
コンクリートの比重は2.3(水と比べて2.3倍も重い)もあるので、型枠には重量を支えられるように、サポートを設けます。大げさに見えますが、このくらいは必要なのです。 わずか10cmのコンクリート塀を作るのに、かなり大きな手間が必要です。
こちらは石積みに利用するメッシュフェンスを取り付けているところです。 通常、石積みは勾配をとる必要があるのですが、このメッシュフェンスなら勾配をとる必要がありません。また通常、裏側にコンクリートなどを充填するのですが、その必要もありません。
メッシュフェンスを使用することで、様々な形態の石積みを形作ることができます。 表側から見たところです。
ベンチ部分です。変化に富むように、調子を変えながらレンガを配置します。 レンガの空洞部分や穴の部分に、セダムを植えつけています。セダムは乾燥に強いので、土壌が少ない場所には最適です。
枕木をカットしています。石材に比べると随分と加工が楽です。 枕木を並べています。枕木は重量があるので、簡単に止めるだけで動きません。
地被植物を植えつけています。 こちらも地被植物を植えつけているところです。
アプローチ部分のウッドフェンスを施工しています。 駐車スペースの芝生を張っています。
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