自然風の庭づくり施工例>>72玖珂郡和木町瀬田「T邸」新築外構造園工事 |
玖珂郡和木町瀬田「T邸」新築外構造園工事 |
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田舎風住宅地の角地に建つ新築住宅の外構造園工事でした。ほぼ三方向が道路に面しており、1.7メートル程度の高低差もあるため、その取り合わせと敷地造成が困難でした。 せっかくの広い敷地も、高低差の処理で利用面積が削られてしまうところを、石積および芝生法面を設けることにより、平地や景観を確保しつつ高低差を処理しました。 |
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敷地の最も高い部分と最も低い部分との差は、約1.7メートルとなります。 これだけの高低差がある場合、通常最も低い部分からブロック擁壁を立ち上げるのが一般的な高低差処理なのではないかと思います。 しかし今回は敷地が広かったため、費用が嵩み見た目も美しくないブロック擁壁は採用しませんでした。 |
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高低差の少ないところは芝生で崩壊を抑制した法面を設けることにしました。傾斜角は20°程度に抑えています。 芝生法面を設けたことにより、大面積の緑面が出来上がりました。ブロック擁壁ではこうはいかなかったと思われます。 また侵入を防ぐために簡単なフェンスを設けています。 |
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しかしながら高低差の大きい部分は傾斜角を20°に抑えると、法面の延長がとても長くなり、平地の面積を削ってしまいます。 そのため割石による石積を設けて高さを稼ぎ、法面延長が長くならないようにしています。 |
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平地部分は生活による踏圧が心配されますので、枕木を利用して芝生面の負担を小さくしています。 コウライシバの場合、日に7回踏むと状態が悪化していくと言われています。芝生を健全な状態に保つには踏圧対策が欠かせません。 ちなみに写真に写っている鋼管の枠は、物干し台の代わりだそうです。 |
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昨今の健康志向からか、菜園スペースを設けられる方が増えています。 写真のように完全にネットで囲ってしまえばムシによる食害を抑えることができますね。 |
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駐車スペースです。北側に当たるので、こちらにはあまり緑を設けませんでした。 |
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枕木を設置して高木を植栽したところです。 芝生を健全に育成するため、この後に土壌改良を十分実施しました。 歩くとクッション性を感じるほどの柔らかい土になっています。 |
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建築着工前の様子です。高低差の大きさがよくわかると思います。 |
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