自然風の庭づくり施工例>>21安佐南区沼田町伴「F邸」前庭改装工事

安佐南区沼田町伴「F邸」前庭改装工事

安佐南区沼田町伴にある「F邸」です。前庭が土面となっており、降雨時の泥はねや土壌流出が起こっていたため、機能性を追及した改装を施しました。
また庭部分に利用されていた自然石を、植栽ゾーンと前庭との見切りに再利用することで、以前よりも景観的にすっきりとさせることができました。
園路の部分は、板石を埋め込んだコンクリート造りとしました。車輌が乗り上げることが多いので、堅牢な造りとしました。
単純にコンクリートの園路とすることもできましたが、板石を埋め込むことにより表面に変化を持たせることができました。また、降雨時、降雪時、凍結時には、板石表面の凸凹が、スリップ防止になることでしょう。
以前からあった庭部分です。あまりお手入れをされていない様子でした。 庭部分を取り壊すことで、使用されていた庭石が廃棄物として発生しました。
植栽部分と前庭部分を分ける見切りとして、発生した庭石を流用しました。 はっきりとゾーンを分けることにより、植栽がより引き立ちます。また細かく余ったスペースで、ガーデニングを楽しむこともできます。
縁側には素性のいい沓脱石がありましたが、通常付帯すべき犬走がありませんでした。 沓脱石を囲うように犬走を設けました。。
コンクリートが固まるまで、養生を行なっているところです。 犬走が完成しました。犬走があることにより、縁側と沓脱石が引き立ちます。
道路から玄関までの園路を作成します。 基礎砕石を転圧しているところです。
園路が前庭を縦断してしまうことで、高所の雨水が逃げられないため、それを逃がすための雨水集水枡を設けています。 園路の左側に降った雨は左手に見える集水枡に集まり、公共の雨水管に逃げていきます。
メッシュ筋を施し、型枠を設け、コンクリート打設の準備が整ったところです。 基礎コンクリートを打設したところです。。
基礎コンクリートの上に板石を設置していきます。 板石を設置し終わったら、その隙間にモルタルを打設します。このモルタル面が仕上がり面となりますので、細心の注意を払い形を整えます。
園路以外の前庭部分に砕石を敷き詰めました。 完成しました。集水枡は砕石の下に隠してあります。機能的には、まったく問題ありません。
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