全国のスキー場が雪不足に困っている。鳥取県のスキー場「だいせんホワイトリゾート」では、利用者が前年比で8割以上減少したそうです。宿泊施設にも打撃がおよんでおり、大山旅館組合によると年末年始の宿泊予約が7割から8割程度のキャンセルがあったそうです。
また山形県では、国際大会の開会が危ぶまれているスキー場もあるそうです。例年1メートル以上ある積雪が、今年は20センチしかないそうです。
今シーズンは本当に雪が降りませんね。今年スタッドレスタイヤを新規購入された方はお気の毒としか言いようがありません。
またスキー、スノーボードが趣味をしている人は、いわゆる豪雪地帯にいくしかありません。中国、九州、四国地方の人達は、中国地方のスキー場が雪不足であるならば、気軽にウインタースポーツを楽しむことはできません。
日本の暖冬とは関係ないのでしょうが、南極の気温が初めて摂氏20度を超えたそうです。南極と言っても南極半島北端にあるアルゼンチンの研究拠点の数値となります。もちろん、この記録は一度限りの気温であり、同地での長期的なデータセットではないので、気候変動の傾向に対して何の意味も持たないそうです。
ただでさえコロナウイルスの影響で、観光やリゾート、スポーツ等のような人が集まる場所への外出が控えられると思いますので、スキー場や周辺産業にとっては、踏んだり蹴ったりのウインターシーズンとなってしまいましたね。
