コロナウイルスが蔓延する前のデータとなりますが、観光客の伸びよりホテルの開業ラッシュのため、都市部では稼働率が頭打ちになっているそうです。大阪では5年前に比べ、ホテル旅館数が15.7%増えており、京都でも5.4%増えているそうです。
宿泊施設の平均稼働率ランキング(2019年)
稼働率% | 昨年比 | ||
1 | 東京 | 79.7 | -0.3 |
2 | 大阪 | 79.5 | -0.1 |
3 | 福岡 | 71.3 | -0.9 |
4 | 千葉 | 71.2 | 2.6 |
5 | 神奈川 | 70.7 | 5.1 |
6 | 埼玉 | 69.9 | 4.5 |
7 | 広島 | 69.3 | 3.1 |
8 | 愛知 | 68.8 | -1.3 |
9 | 京都 | 67.2 | 2.5 |
10 | 北海道 | 65.0 | 1.8 |
東京オリンピックに向けたくさんのホテルが開業予定でしたが、コロナウイルスの影響により、その多くは開業日を延期しているようです。また大阪の主要ホテル2020年2月の稼働率は、前年同月と比べて22.2ポイント低下しており、68.3%となったそうです。
全世界的に旅行業は壊滅的なダメージを受けていると思われます。移動、宿泊、観光、飲食ともボロボロだと思います。コロナ前まで調子が良かっただけに、大きな設備投資をしている企業は、その負担が大変だと思われます。