ちょっと難しい話(つづき)【山田】

黄葉                                                      植物の葉の中には「カロチノイド」という黄色い物質があります。普段は葉緑素「クロロフィル」の緑色が濃いため、その黄色はほとんど見えません。カロチノイドはクロロフィルより分解が遅いためクロロフィルの分解が進むにつれてカロチノイドの色が発現し、葉が黄色く見えるようになります。(紅葉する植物は、葉の細胞中のアントシアニジンが赤色のアントシアニンを合成しますが、黄葉する植物の場合は新たに黄色い色素が作られるわけではありません。)

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