ブラック企業【溝口】

新聞によると、民間企業に勤める20代の4人に1人が、自分の勤め先が『ブラック企業』にあたると考えているとのことです。それ以外の年代では、30代は20.8%、40代は15.4%、50代は11.2%となり、業種別ではあまり偏りがなかったそうです。

ブラック企業とは何なのでしょうか?ウィキペディアによると『労働法に抵触、またはその可能性がある条件での労働を強いたり、法に抵触する可能性がある営業行為や、健康面を無視した長時間労働を強いたりする、もしくは心理的、暴力的強制により非合理的負担を与える労働を強いる企業や法人のことを指す(短文に編集)』とあります。

多くの人達が、自分の勤め先をブラック企業と考えるのであれば世も末ですが、年齢が上がっていくにつれ、その割合が下がるということは「分別がつき、自分の環境が当たり前だと感じられるようになる」ということではないかと思います。なので、記事の見出しである「20代の4人に1人」が重要なのではなく、既に分別のある大人である50代の「11.2%」が問題なのではないかと感じます。

11.2%の全てではないかもしれませんが、事実としてブラック企業は存在しているのだと思います。以前、堀江貴文氏が『ブラック企業が嫌なら辞めればいい』と発言してブログが炎上しておりましたが、『辞めたくても辞められない』という問題があるのであれば、それは解決しなければならない問題のように感じます。とはいえ、失業保険もハローワークも十分に機能しているように感じるんですけどね。。。

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