映画離れ【溝口】

2013年の映画興行収入概況が発表されました。宮崎駿監督の「風立ちぬ」が2位を引き離して圧倒的な興行収入をあげました。人気監督の引退作ということで、昨今のスクリーン離れが進むなか健闘した数字だと思います。

2013年興行収入ベスト5 興行収入額
邦画1位 風立ちぬ

120.2億円

邦画2位 ワンピース・FILM-Z

68.7億円

邦画3位 ドラえもん・のび太のひみつ道具博物館

39.8億円

邦画4位 名探偵コナン・絶海の探偵

36.3億円

邦画5位 真夏の方程式

33.1億円

洋画1位 モンスターズ・ユニバーシティ

89.6億円

洋画2位 レ・ミゼラブル

58.9億円

洋画3位 テッド

42.3億円

洋画4位 シュガー・ラッシュ

30.0億円

洋画5位 007・スカイフォール

27.5億円

 

この数年でスクリーン離れがグングンと進んでいるような気がしていましたが、やはりこの2年は興行収入が100億円を超えていなかったのですね。

 

近年興行収入第1位 興行収入額
2012年 海猿・BRAVE-HEARTS

73.3億円

2011年 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

96.7億円

2010年 アリス・イン・ワンダーランド

118.0億円

2009年 アバター

156.0億円

2008年 崖の上のポニョ

155.0億円

 

半年もたてばレンタルが出回る現状では、スクリーンで見なければならない意味は薄れてきていると思います。新しい価値を創造していく必要があるのでしょうね。

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