慶良間諸島の国立公園指定【溝口】

沖縄県の慶良間諸島(座間味村、渡嘉敷村)が国立公園として指定されたそうです。新しい国立公園の指定は1987年の釧路湿原(北海道)以来27年ぶりだそうです。
ダイビングポイント、シュノーケルポイントとして、とても有名な慶良間諸島ですから、既に国立公園または国定公園に指定されているものだと思っていました。

■慶良間諸島とは
沖縄本島の那覇市から西に約40kmの海上に点在する大小20あまりの島々のことであり、豊かな自然に恵まれています。世界有数の透明度を誇る美しい海は「ケラマブルー」と称されます。那覇市から船で1時間以内の距離なので、日帰りでダイビングやシュノーケリングを楽しむことができます。

■国立公園とは
自然公園法に基づき、日本を代表する自然の風景地を保護し利用の促進を図る目的で、環境大臣が指定する自然公園のひとつである。その地域の自然や景観などの保護を目的とするものであって、その地域を観光地とすることを目的としているわけではない。

観光に伴う過度な開発を抑制することに加え、映画「てぃだかんかん」で知られたオニヒトデによるサンゴ礁被害を防ぐために、国立公園指定されたのではないかと思われます。
サンゴ礁の自然再生施設の計画もあるそうですが、ダイバー達のボランティアに頼るだけでなく、環境省予算を投入して、美しい自然を守ってもらいたいと感じました。

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