ふるさと納税【溝口】

ソフトバンクが「ふるさと納税」の代行を始めるとの記事がありました。震災の被災地を支援しようと「ふるさと納税」する人が増え、2013年度は130億円の規模だったらしいのですが、自治体にとって不慣れな、お礼の配送、事務作業が大きなネックになっているようです。
ここで疑問が湧きました。お礼とは何なのでしょうか?考えてみると「ふるさと納税」自体、分かっていないことに気がつきましたので、簡単に調べたことをまとめてみます。

「ふるさと納税」とは正式名称を「ふるさと寄付金」といい、自治体への寄付行為のことです。その特徴は、特産品を貰える、生まれ故郷でなくてもOK、税金が控除される、使い道を指定できる、ことです。
例えば、特産品お礼をしている自治体に、4万円の「ふるさと納税」を行うことで特産品を手に入れ、その後3万8千円程度の税控除を受けることができるので、結果として差額の2千円で特産品を手に入れたことになります。

ただし申込方法が難しく、送金が面倒なことで、「ふるさと納税」を諦める人が多くいるように思います。この部分をソフトバンクが得意なショッピングサイトと同様に、分かりやすい申込方法、簡単な支払方法を提供することにより、「ふるさと納税」の障壁を打ちこわし、自治体の負担を減らし、ますます活発な取引になることを期待しているようです。
税額の控除を受けるには確定申告をしなければならず、その点が少し面倒のように感じますが、聞けばそれほど難しいものでは無いそうなので、試してみてもいいかもしれませんね。

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