鈴懸の木【木村】

暑いです。

最近は曇りが続いていたので、たまに晴れ間がのぞくとあまりの暑さに驚きます。
今週は街路樹の夏季剪定を中心に行いましたがある意味では常に木陰にいるようなものなので助かります。

 

写真はアメリカスズカケノキ、通称プラタナス呼ばれる木の剪定前と剪定後の様子です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが風通しを良くして病害虫の発生を抑制するために内側の枝はほとんど取り払い、将来的に枯れたり邪魔になるような枝も取り除いてあります。近くで見ると混み合っていた木がずいぶん涼しくなりました。

ところでこの木、若い葉には細かい毛が両面にびっしり生えており、剪定時には体中毛だらけになる上にくしゃみが止まりませんでした。今度からはゴーグルとマスクが必要になりそうです。

ちなみにプラタナスは学名から、スズカケノキの鈴懸は、山伏の「鈴懸の羽織」についている玉飾りに、木の実が似ているからだそうです。同じ由来をもつキノコにヤマブシタケなんていうものもあるので興味のある方はそれぞれの画像を検索してみてください。

木村

 

 

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