南蛮煙管【木村】

日中の気温が30度を超えることもなくなり、ハギやススキ、クズなどの秋の七草の花が見られ、秋らしさが感じられるようになってきました。
七草ではないのですが、先日草刈りを行ったススキの根元に面白いものを発見しました。

クズやススキに完全におおわれた影の中にひっそりとナンバンギセルが生えていました。
ほとんど光が差し込まない中でも花を咲かせているのはこの植物が光合成を行わないからでしょう。葉緑素を持たず、成長に必要な栄養をススキなどに寄生して得ています。名前の由来は花の姿がタバコの煙管に似ていることからついたそうです。

木村

 

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