2014年度の車種別の国内新車販売ランキングが発表されました。14年度に売れた新車は前年度より6.9%少なくなっています。軽の全体に占める割合が初めて4割を超え、上位10車種のうち7車種が軽自動車でした。
順位 車名 メーカー サイズ 前年 増減率
1位 アクア トヨタ 普 1位 -12.1
2位 タント ダイハツ 軽 6位 19.0
3位 N-BOX ホンダ 軽 3位 -16.4
4位 デイズ 日産 軽 9位 19.8
5位 フィット ホンダ 普 4位 -23.3
6位 ワゴンR スズキ 軽 7位 -13.1
7位 プリウス トヨタ 普 2位 -38.6
8位 ムーブ ダイハツ 軽 5位 -30.0
9位 N-WGN ホンダ 軽 ランク外 72.8
10位 ミラ ダイハツ 軽 8位 -25.0
活気づく軽市場では、ダイハツとスズキが激しくシェアを争っています。暦年ではハスラー人気のスズキが8年ぶりに首位を奪還しましたが、年度ではダイハツがスズキを8,036台差でかわし首位を守っています。
ただし、今年度は軽の勢いが一服しそうです。今年の4月から軽自動車税が引き上げられたためで、15年度の軽の販売台数は前年度より12.4%減る見通しです。
軽自動車って不思議な乗り物だと思います。あの小さなタイヤで安定した走行ができるなんて、技術革新の賜物でしょうね。室内も広くなり成人男性が乗ってもおかしくありません。会社の若者たちも、みんな軽自動車に乗っています。