Jリーグの発表した2014年度の各クラブの経営情報からの続きです。経営を安定させるためには、入場料収入を増やす必要があると言われていますが、チケットの価格設定やそれぞれの販売枚数で工夫しているクラブがあるそうです。その差は平均客単価となって現れています。基本的に上位常連チームの客単価が高いように見えますが、2シーズン連続優勝した広島は下から5番目で、浦和の60%しかありません。
平均客単価
高い 低い
浦和 3,282.7円 徳島 1,602.3円
名古屋 2,657.5円 新潟 1,663.9円
鹿島 2,624.0円 大宮 1,888.0円
仙台 2,558.7円 神戸 1,904.5円
横浜マ 2,440.8円 広島 1,980.8円
入場者を獲得するのに最も効果的なのは、チケットを買ってくれた観客に勝利で答えることですが、勝ち点当たりの費用は次のようになっており、優勝のガ大阪、3位の鹿島、5位の鳥栖は効率的な運用ができていると言えると思います。
勝ち点1あたりの費用
安い 高い
鳥栖 2160.0万円 徳島 8014.3万円
甲府 2278.1万円 セ大阪 7609.7万円
鹿島 3095.0万円 大宮 6517.1万円
ガ大阪 3265.1万円 名古屋 5181.3万円
広島 3296.0万円 横浜マ 4156.9万円