ネットフリックス【溝口】

アメリカ動画配信大手のネットフリックスが9月2日から日本でのサービスを開始するそうです。現在国内では、会員数100万人を超える動画配信サービス会社が数社ありますが、どの企業も決定的なリードを奪っておらず、これまで以上に顧客獲得競争が激しくなりそうです。

企業名 料金 会員数 特徴
NETFLIX 702円 開始 フジテレビは吉本興業などが番組を提供予定。独自作品も多数。
Hulu 1007円 100万人 米国の人気ドラマが豊富。日本テレビとの共同制作番組も。
dTV 540円 453万人 番組12万本が見放題。ドラマやバラエティーの自主制作も。
UULA 504円 136万人 ライブ映像など音楽関連ビデオが充実。番組数は10万本超。
ビデオパス 606円 100万人 見放題の番組数は1万5千本。テレビ朝日が番組を提供予定。

ネットフリックスは2007年にサービスを開始しており、世界50カ国超で6500万人という会員数を誇っており、自主制作ドラマにも力を入れているそうです。有料ケーブルテレビが普及する米国において、オンデマンドを利点にテレビ視聴者からの人気を奪ってきました。

テレビの凋落が語られて久しいですが、定額、オンデマンドの魅力に打ち勝つのは難しいでしょうね。好きな場所で、好きな時に視聴できるというのは、おおきなメリットです。もちろん煩わしいCMもありません。本来はTV業界が進出すべき分野だったような気がします。

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