久しぶりにキノコの紹介です。
会社の圃場に植えてある松の木の周囲を取り囲むようにキノコがたくさん生えていました。
今日はよく湿っていたためか、傘に非常に強いぬめりがあり、左側の傘をよく見てみると粘液が滴っているのがわかります。
加えて、イグチ科にある特徴的な傘の裏のひだが無数の管孔が見られること、柄につばがあることから、ヌメリイグチと思われます。
ナメコのようなぬめりから、なめこと同じように汁物の具にされることが多いです。
ヌメリイグチによく似たキノコにチチアワタケというキノコがありますが、こちらは柄につばがなく、最近の図鑑では毒キノコとして扱われていることがあるので採取時には注意が必要です。
木村