急激な観光客増加【溝口】

日本を訪れた外国人数が2千万人に迫ってきました。カラオケ店が食事に寿司やすき焼きを出し、和風の部屋を設け。百貨店の大丸が家電販売のラオックスと提携し。駅前に訪日外国人専用のタクシー乗場を設けるなど、企業や自治体も訪日客の取り込みに努力しているようです。
しかし急拡大のひずみも出てきています。東京、大阪、京都ではホテル不足が深刻化して出張が難しくなったり、旅行者が都心から遠く離れた場所への宿泊となったりと、サービスの質低下が現れはじめているそうです。

円安やビザの緩和で急激に外国人旅行者が増えていますが、あまりにも急激な変化となっており対応が追い付いていないと感じます。4か国語表記どころか、英語表記すらない公共施設機関。観光案内所の少なさ。外国語パンフレットの少なさ。外国語による食事紹介の不足。外国人旅行者に対するホスピタリティの不足。と多くの問題が山積しているように感じます。

まずは行政が動く必要があるでしょうね。例えばフリーWiFiスポットの充実、観光ホームページ(外国語)の充実は必須だと思います。個人的には名物を食べたい気持ちが強いので、英語対応できる飲食店や、名店の紹介も必要に思います。
企業としては、ネットによる予約(外国語)ができ、地図アプリで場所を確認できたら旅行者は助かるでしょうね。ちなみに飲食店は外国語メニューが必須です。先日、飲食店で食事をしていたのですが、外国人の方が英語メニュー無いということで諦めて帰られていました。店主は早急に作りますと言っていましたが、こういうことはこれから増えていくのでしょうね。

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