通販で購入した商品をセブンイレブン店舗で受け取れるサービスが広がるそうです。
経済産業省によると2014年のネット取引市場は約6兆8千億円で前年より13.5％伸びていますが、商品を宅配する業者は配送の担い手不足に陥っており、特に留守による再配達が大きな課題となっています。
共働きや1人暮らしの家庭が増えており、留守による再配達が増えているようです。これを解決するには各家庭に宅配ボックスを設置するくらいしか方法はありませんが、新しいマンションに設置しているケースはあっても一般家庭には普及が進んでいないようです。
次善の策はコンビニによる宅配荷物預かりサービスだと思われます。実現すれば「駅からの帰り道にあるコンビニで荷物を受け取る」というようなことも可能となります。荷物が大きかったり重かったりすると面倒ですが、自宅でいつ来るかわからないドライバーを待つのも面倒なので良いサービスだと思います。
もちろん実施するコンビニにとっては、ついで買いを期待しているのでしょうね。このサービスを利用するのは主に独身者なのでしょうから、お弁当や飲料などの食料品の購入を期待していると思います。
ただしコンビニ店員にとってはますます仕事が複雑になりそうですね。この数年だけでもセブンカフェ、ドーナッツと新たなサービスが増えていますが、これに宅配荷物預かりが加わるとオペレーションが大変なことになってしまいそうです。新人教育に時間がかかるようになるでしょうね。
