トヨタ自動車が総合職向けの在宅勤務制度を大幅に拡充するそうです。今後、総合職の半分に当る1万3千人に利用資格を与える方針だそうです。
子育てや介護などの事情がある場合にとどめず、幅広い社員に時間や場所に縛られない働き方を認め、仕事の効率向上に繋げる狙いだそうです。
ちなみに国土交通省の昨年度の調査では、企業などで働きながら週1日以上、終日在宅勤務する人は全労働者の2.7％となっているそうです。
在宅勤務による効果
日本ﾏｲｸﾛｿﾌﾄ ペーパーレス化が49％進んだ。旅費・交通費を2割減らした
カルビー 業務に集中でき効率が上がったという声が多い
日本航空 女性総合職の離職率が下がった
明治安田生命保険 4割の利用者が家族と過ごす時間が増えた
佐賀県 台風などで出勤が難しくても業務継続ができた
業務遂行に必要な情報が、社内から社外にドンドンと移ってきています。利便性をあげるため意図的に社外のクラウドに保存する場合や、これまで社内に保存、配置するしかなかった情報が、WWW上に無料で公開されているケースが増えたためです。
ましてや社内のファイルサーバーに安全かつ簡便にアクセスできるようになれば、中小企業でも急激に在宅勤務がすすむかもしれません。基本的に移動（通勤を含む）における時間と労力は何も生み出さないので、減っていく方向で世の中は進むと思われます。楽しみですね。
