待ち時間の解消【溝口】

米ネット通販のアマゾンでは、レジを通さずに買い物ができるコンビニ「アマゾン・ゴー」を本社に併設したそうです。商品を店舗外に持ち出すとセンサーが感知して課金する仕組みで、従業員に対する試験販売を通じて、一般に公開できるよう準備を整えていくようです。
店を利用するにはスマートフォンに専用アプリを入れる必要があります。アプリを起動させて入店し、商品を棚から取って店を出るとクレジットカードに課金される仕組みです。

またアマゾンジャパンではロボットが商品棚を運ぶ物流倉庫を整備しました。「ルンバ」を大きくしたような自走式ロボットが商品棚を載せて動くことで、作業員が商品棚を行き来する手間を省きます。
これにより「モノによっては数時間かかっていた出荷作業が数分で済むようになった」そうです。

世の中の自動化、ロボット化の技術進歩は著しいですね。子供の頃に雑誌でみた21世紀の想像図が急激に近づいてきているような気がします。
既に鉄道切符購入の待ち時間(イコカ)やテレビ放映の待ち時間(全録)、銀行待ち時間(インターネットバンキング)は減少していますので、レジ列待ち時間、タクシー待ち時間(配車アプリ)、調理待ち時間(電気調理器)、といった小さな待ち時間の解消が進んでいくのだと思います。

進歩のスピードが速すぎて目が廻ってしまいそうですが、新しい技術、仕組みは便利なうえ、とても楽しいですね。

This entry was posted in 溝口康隆. Bookmark the permalink.

Comments are closed.