民泊【溝口】

2016年に日本を訪れた外国人客は2403万9千人で、4年連続で過去最多を更新したそうです。ただし伸び率は2015年の47%から22%に縮小しており、このままでは政府が目標にする「2020年までに年4千万人」の達成が危うくなりそうです。
2015年に2400万人を超える外国人が訪れた国は世界に14カ国あり、目標の4千万人に達すればイタリア(5073万人)に次ぐ世界6位の水準となります。
2015年を基準に毎年16%の伸び率が続けば2020年に目標値に届きますが、勢いの衰えは鮮明となっています。

しかしながら東日本大震災のあった2011年の714万人から比べると、5年間で1689万人増え3.36倍となっています。1689万人を365日で割ったら約4万6千人となり、単純に1日当たりの来日客数となります。1人1部屋を利用すると、全国の客室数は81万5千室なので5.6%に当り、これではホテルの客室も足らなくなるはずです。
これから2020年に向けて、訪日客を現在より1600万人増やすのであれば、ますます客室数は足らなくなり民泊の活用は必須になると思われます。とは言え民泊はルールも明確になっておらず、なかなか手が出しにくいように感じます。

今回、民泊で有名な「Airbnb」のサイトを初めて閲覧してみましたが、受け付け手順などが分かりにくいと感じました。個人営業なのでしょうから急用でカギの受け渡しが不可能になることも考えられますので、その点をとても不安に感じました。サイトでは見つけられませんでしたが、何か良い方法があるのでしょうか?

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