セブンイレブン【溝口】

セブンイレブンの国内店舗数が2万店を超えたと発表されました。小売企業で国内店舗数が2万を超えるのは初めてとなるそうです。東京・豊洲に出店された1号店から43年間かかり、2万店は郵便局の2万4千店に迫る水準となります。ちなみに、これまで店舗を出店していなかった沖縄県にも、2019年度から出店するそうです。

まだ今のようにセブンイレブンが圧倒的な店舗数でなかった頃、18年位前だったと思いますが、「セブンイレブンに寄って欲しい、オニギリが買いたい」と言われたことがあります。「遠回りになるので近くのローソンじゃダメですか?」と聞いたところ、「どうしてもセブンイレブンじゃないとダメ」と言われたことがあります。
味音痴だった当時の私には分かりませんでしたが、その方が言うには、「お弁当は全般的にセブンイレブンが美味しい、特にオニギリは圧倒的」とのことでした。

その後、新聞や雑誌、テレビなどで、セブンイレブンのお弁当開発への力の入れようを知りました。特に記憶に残っているのが「冷やし中華のタレの味をシーズンで2回変える」という話です。初夏に薄めのタレでスタートして、汗をかく盛夏には濃いめのタレ、そして晩夏には薄めに戻すそうです。
またオニギリやサンドイッチの包装にこだわったり、スイーツの開発に力を入れたり、揚げ物の味も向上しているところを考えると、他のコンビニと差別化できないメーカー商品の陳列ではなく、食品一般の味で差別化を図ろうとしており、それが成功しているように感じます。

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