フェラーリ【溝口】

スーパーカーの代名詞ともいえるフェラーリの経営状態が良いそうです。売上高が前期比で10%増の34億1700万ユーロ(4500億円)となり、営業利益は23%増の7億7500万ユーロとなったそうです。
この数字をわずか8398の生産台数で稼ぎ出しており、1台当たりの利益額は1200万円と、約21万円のトヨタ自動車の50倍以上となり、従業員数は2850人なので1人当たりの利益額は3570万円となります。
また2015年の米株式市場上場以来、株価は右肩上がりの上昇を続けており、約2.2倍となっています。時価総額は2兆6千億円となり、スズキやスバルとほぼ同規模となります。

これはすごい数字ですね。従業員1人当たりの生産台数は2.95台となります。仮に全従業員のうち半分が生産に携わると仮定したら、1人当たりが6台となります。言い換えると2カ月に1台生産すれば良いということになります。
いくら超精密な製品であっても、この生産台数は少なすぎるので、ブランド力を維持するために生産台数の調整をしているのだと考えられます。
ちなみにフェラーリの車両価格は、安価なタイプで2500万円、高価なタイプで1億6千万円となります。一番多い価格帯は3400万円程度になります。

ちなみに年間の維持費は100万円近く必要なようですね。年間50万円以下の場合もありますが、150万円を超える年(タイミングベルト交換時期)もあるようです。また住んでいる場所によってガレージ賃料も大きく変わりますね。

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