すかいらーく【溝口】

すかいらーく(ファミリーレストラン)は傘下の3千店で、10万人いるアルバイト店員が所属とは別の店舗で働ける仕組みを構築することにしたそうです。ITシステムに100億円を投資して、人手不足が深刻になるなか、人的資源を効率よく活用する計画です。
外食産業は慢性的な人手不足が続いており、各社は時給など待遇の向上により人材の確保を目指していますが、有効求人倍率は3.5倍を超え、抜本的に解消する目途が立たない状況です。
すかいらーくでは、店舗間での労働力の融通を円滑にするため、ブランドごとに異なっている接客マニュアルをほぼ統一するとともに、接客手順をスマホから動画で確認できるにするそうです。またスマホによる店舗間のシフト共有も実施して、労働力の流動化も促していくようです。

飲食業界では人手不足が激しいようですね。どのファーストフード店に行ってもスタッフ募集の張り紙があり、お店によっては24時間営業だったものが、深夜0時の営業終了になったりしています。
以前、バンクーバーを訪問して感じたのですが、何のお店でも閉店時間が早いです。繁華街の飲食店でさえも夜10時に営業を終了し、服屋などは夕方7時には店が閉まります。そして終夜営業している店舗や24時間営業しているコンビニも見かけませんでした。もちろん夜遅くに出歩いている人も少ないです。労働力が少なくかつ賃金が高いと、このように時間的には不便な環境になるのでしょうね。
その代わりなのかどうかは分かりませんが、朝早くからランニングや散歩をしている人が多くいました。とても健康的です。

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