人口動態調査【溝口】

総務省が発表した人口動態調査によると、中国5県はいずれも人口が減少したそうです。外国人住民を含む総計で山口県が1万2391人減と減少幅が最も大きかったそうです。

全国都道府県別の人口では鳥取県が57万824人で最も少なく、島根県が69万1225人で2番目に少なかったそうです。

人口の減少数は下関市が3057人減で全国の市区のなかで7位、呉市が3043人減で同8位だったそうです。

 

県名 人口 増減率
鳥取県 570,824人 -0.77%
島根県 691,225人 -0.74%
岡山県 1,920,619人 -0.36%
広島県 2,848,846人 -0.30%
山口県 1,396,197人 -0.88%

 

もし山口県の人口増減率が、-0.88%に固定だった場合には、10年後には127万人、20年後には116万人、30年後には107万人、40年後には98万人、50年後には89万人となり、100年後には現在の鳥取県と同じ57万人まで減少します。

また中国5県の人口が鳥取県の人口分だけ減少するのは、28年後となります。言い換えると、28年後には中国地方から鳥取県が消えて無くなることになります。同様に、35年後には島根県が無くなり、94年後には山口県が無くなります。

 

上記の計算は増減率が固定だった場合ですので、本当はもっと恐ろしい数字なのではないかと思います。人口減少社会を受け入れ、対応を急がなければなりませんね。

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