ランチ難民【溝口】

サントリーは、オフィス向けに清涼飲料の購入とともに弁当も注文できる、自動販売機の展開を始めたそうです。飲料を買うようにお金を投入して専用ボタンを押すと、近くの飲食店が作る弁当が届く仕組み。ランチ難民をターゲットに自販機の利用を促して、飲料販売に繋げる思惑のようです。

弁当は日替わりのみで700円となります。10時までに購入すると自動的に発注され、正午までに職場の決められた場所に届きます。購入すると釣銭口からコイン型の「購買証明」が出てきます。「購買証明」は飲料を買う際にお金と一緒に投入することで、10円の割引を受けられます。

 

東京都心では日常的にランチ難民が発生しており、職場で昼食をとる環境に不満を感じている人が43%にのぼっているそうです。先日、平日の11時過ぎに八重洲でランチを食べようとしたところ、多くのお店には既に行列ができており驚きました。これが12時から13時までに限ったら、一体どうなることだろうと心配してしまうほどでした。

 

やはり働き方改革の一環として、時差出勤、サテライトオフィス、在宅勤務は必要だと思います。ラッシュアワーのなか往復2時間以上かけ通勤したうえで、お昼にランチもまともに食べられず休憩にならないようであれば、加齢とともに疲弊していき生産性が落ちるのは当たり前のことだと思います。

ITの発展とともに同時性、同一性が不要な業務は、上記の三施策で対応できるようになりました。大企業が率先して取り組むことで便利なツールが開発され、それが中小零細に反映される時代を楽しみに待っています。

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