マツタケ【溝口】

国産マツタケが安いそうです。主力となる長野県産や東北産は夏場に適度な雨と高温に恵まれ、生育が順調に進んだそうです。前年同期比の卸値で4~5割安いそうです。一方、流通量の9割を占める輸入品は、アジアの消費拡大などにより前年同期比で2割高くなっているそうです。

 

長野県では今年の出荷量が10月初旬時点で昨年累計の2.5倍を超えた森林組合もあるそうです。今年の収穫量は長雨と低温による不作となった2017年を、大幅に上回る見通しとなっているようです。

因みに店頭での2~3本あたりの価格は、中国産が1500円前後となり、国産は1万5000円前後と約10倍の価格差だそうです。

 

林野庁によると、2016年の収穫量は69.4トンでしたが、以前は中国、関西地方を中心に年間5千トン以上の出荷があったそうです。松枯れの影響だそうですが、ビックリするほどの減少量ですね。道理で高嶺の花になるはずです。

 

インターネット通販でマツタケを検索してみると、各国産のモノに混じり、国産モノも少しだけ販売されています。格差差は7倍くらいでしょうか。

しかし姿形や香りが重要な国産マツタケを通販で購入する人がいることにビックリします。外国産はスーパーよりも安いかもしれませんね。

 

個人的にはマツタケは土瓶蒸しで食べるのが好きです。一番香りが引き立つように感じるからです。

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