ソバ【溝口】

国産ソバの価格が高騰しているそうです。主産地の北海道が初夏から日照不足や台風に見舞われ、種まきから収穫まで全ての段階で被害を受けたそうです。2018年産は2017年産より4割高く、9年ぶりの高値となっているそうです。

 

北海道はソバの作付面積で全国の4割を占め、単位面積あたりの収穫量も多いため、おおむね年間3万トン強とされる国内収穫量に占める比率は5割に近いそうです。

通常ソバ畑10アール当たり45~65キロ収穫できるのですが、不作により今年は20~30キロしか収穫できていないそうです。全国収穫量の50%にあたる生産地が、収穫量が50%減少することで昨年より25%減収することとなり、全ての国産ソバの需要には応えられない可能性があると思われます。

 

ちなみに輸入ソバは日本国内消費量の80%を占めているそうです。輸入先は中国から85%とアメリカ13%で、2か国で98%を占めています。輸入ソバの価格は国産ソバのおよそ1/3になります。

 

広島では北広島町(旧豊平町)のソバ祭りが有名ですね。2018年は11月17日、18日で開催されました。(この文書は開催前に書いています)例年、達磨の高橋名人がソバを打つということで、多く人が集まるイベントとなっています。

私は参加したことがないのですが神楽の上演もあり、楽しいイベントのようです。豊平に達磨があった頃にも高橋名人のソバを食べたことがないので、全国から人が集まっていたと言われるソバを食べに、いつか参加したいと思っています。

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