地方に「脱現金」の波が押し寄せつつあるそうです。少額決済で現金を使わなかった人の割合が、中国地方で9ポイント、北海道で7ポイント増加しているそうです。ICカードやスマホを使った決済が、地方でもスーパーやコンビニを中心に普及しているようです。
地域 | 18年の比率 | 14年比の上昇幅 |
関東 | 21% | 4ポイント |
中部 | 18% | 5ポイント |
北海道 | 18% | 7ポイント |
中国 | 18% | 9ポイント |
東北 | 16% | 3ポイント |
四国 | 15% | 5ポイント |
近畿 | 14% | 3ポイント |
九州 | 14% | 5ポイント |
北陸 | 14% | 5ポイント |
昨今のコンビニ出店は、駅や、大型ビル内の企業内コンビニが多く、出店先企業からスマホ決済への対応を求められることが多くなっており、またネット通販で貯めたポイントが使えるキャッシュレスサービスが増え、「導入が誘客につながる効果を実感」している店舗が増えているようです。
加えて、政府は2019年度に消費税対策の一環で、中小店舗のキャッシュレス決済機器の導入に補助を行い、キャッシュレス比率を40%にすることを目指しています。
支払いで現金を財布から出し、お釣りを収める時間はかなり無駄な時間なので、根強く残っている「カード利用は怖い」という感覚を払拭できるほどのインセンティブが必要ですね。