ファミリーマート【溝口】

ファミリーマートが無印良品の商品取り扱いを取りやめたそうです。売り上げが伸び悩んでいた中で、資本関係の変更が続き、取りやめに至ったようです。

無印良品商品を取り扱っているコンビニはファミリーマートだけでしたが、それが売り場のお荷物になっていたとは知りませんでした。一方取りやめを受け「ファミマに行く理由がなくなる」という声も多くあるようです。

 

  売上シェア 店舗シェア 競争力
セブンイレブン 39.8% 34.7% 1.1469
ファミリーマート 25.7% 26.9% 0.9553
ローソン 19.4% 23.9% 0.8117
その他 15.1% 11.9% 1.2689

 

コンビニ業界トップのセブンイレブンと2位ファミリーマートの売上シェアは1.55倍の差があり、基本的に大差で負けている状態と言えます。店舗数においても1.29倍で負け、競争力でも大きく引き離されています。また2016年のファミリーマートとサークルKの合併がなければ、ファミリーマートの数値はローソンと同等だったので、完敗の状態とも言えますね。

 

セブンイレブンとその他2社の差は、看板商品や特徴の在るなしではないかと思います。その証拠として「その他」コンビニの競争力が高いという結果になっています。

ファミリーマートにとって利益は少なかったかもしれませんが、看板商品だった無印良品商品の取り扱いを取りやめることは、少し危険に感じますね。競争力が下がってしまいそうです。

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