オンライン診療【溝口】

スマホのアプリを使い、オンラインで医師の診療を受けられるサービスが広がっているそうです。テレビ電話などを通じて診察を受け、処方箋をネットで受け取ることができるそうです。深刻な医師不足に対応するためインドなど新興国で実施されています。

 

アプリの利用者はまず自分の体調や症状を入力します。「熱がある」「咳が出る」といった項目が数十あり、自分に該当する項目をタップします。すると対応可能な医師の一覧が表示され、その中から選んで相談することになります。皮膚科や整形外科、循環器内科など20の診療科に対応するそうです。

 

利用者によると、首都の渋滞の中を移動する手間や、医療機関での待ち時間が省けただけでなく、優秀な医師に診て貰うことができたそうです。

利用者だけでなく医師側にもメリットがあります。AIが問診をもとに病気を予測して複数候補を表示する。医師は利用者との会話を踏まえどの病気か判断しますが、AIによってあらかじめ予測されているため診断を効率化することができます。

 

インフラの整っていない新興国ほど、アンテナを建てるだけでデータ回線を利用でき、電力消費量の少ないスマホを利用したIT化が有意義に活用されています。

日本のように高度な現金決済システム、移動システム、医療システムを保有している先進国ほど、新しい技術を活用する必要が無く世界的に遅れてしまっています。ましては今更QRコード現金決済の推進など、意味不明な部分に力を費やす始末です。

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