未来の科学技術の予測を「科学技術・学術政策研究所」がまとめました。過去の予想では実現時期の予測と現実に大きな差が出ることもあったそうですが、2009年に検証したところ7割のテーマが実現していたそうです。
時期 | 主な内容 |
2029年 | ・人間を代替する農業ロボット |
2030年 | ・老化に伴う運動機能低下の予防、治療
・ウナギなどの大規模な陸上養殖 |
2031年 | ・無人で自律航行する商船 |
2032年 | ・交換不要、低コストな電気自動車用蓄電池
・ロボット、AIによる外科手術 |
2033年 | ・都市部で人を運べる空飛ぶ車
・日本国内の全活火山の切迫度の評価 |
2034年 | ・3Dプリンターによる再生医療
・完全な自動運転(レベル5) ・発音できない人や動物と会話できる装置 |
2035年 | ・数百量子ビットのゲート型量子コンピューター
・人の移植用臓器を動物体内で作る |
2036年 | ・変換効率50%を超える太陽電池 |
2039年 | ・化石燃料を使わない航空機 |
2040年 | ・月や火星で宇宙基地の建設 |
2044年 | ・海水中からウランなどの希少金属を回収 |
2048年 | ・宇宙太陽光発電
・海洋都市の建設 |
2051年
以降 |
・核融合発電 |
まだまだSFの世界のような気もしますが、AIの普及で生産性が上がれば、時期も実現するのかもしれませんね。