天然記念物のエノキの水抜きを行なって来ました。
水抜きと言われても何の水を抜くの?という感じですが、木の枝が複雑に入り組んだ中で水が溜まってしまう場所が出来てしまう事があるのです。
水が溜まってしまった場所では徐々に木が腐って行きます、そこで進行を止めるため溜まった水を抜きます。
まずは水の溜まってしまった場所のゴミ等の撤去、ここでは草が生えていました。
次に下からドリルで穴をあけ、水の出口を作ってあげます。そして、内部を掃除し、出口に幹が巻き込まないようパイプをしたら完成です。
かなり高所での作業だったので、思うように動けませんでしたが、無事完了。
このエノキ木には、もっともっと長生きして欲しいと思います。
原田