NISA【溝口】

NISA(小額投資非課税制度)を拡充するため、親や祖父母が子供や孫の名義で口座をつくる「ジュニアNISA」の新設および、年100万円の非課税枠を120万円に増加することが検討されているようです。
と言っても、そもそもNISAとは何かがよく分かっていません。ネットで調べたところ「2014年1月から始まった個人投資家のための新しい税制優遇制度。年100万円までの株式などへの投資について、儲けが5年間非課税になります。イギリスのISAを手本にしておりNは日本を意味します」ということでした。
簡単に噛み砕くと「個人がもっと投資をやりやすいように、投資にかかる税金を軽くしてくれる仕組み」であり、「税金無くすから皆もっと投資やってね!」ということだそうです。

ではなぜ国が投資を増やしたいのかというと、「家計が保有する金融資産の半分を占める預貯金を投資に振り向けることにより、家計から企業への資金供給が拡大し、経済が成長するとともに家計も潤い、さらなる投資につながるという好循環を生み出す」という意義が期待されているそうです。またバブル崩壊とともに増加した外国人投資家の影響力に対抗するため、株を長期保有する日本人個人投資家を増やしたい意図もあるようです。

NISAの運用は非課税というメリットを活かすためハイリスクハイリターンが基本のようです。収益を生み出さないと非課税のメリットを享受できないので、株価が150%、200%になりえる銘柄を選択するべきと紹介されています。しかし当然ながら貯蓄とは異なり元本が減少する可能性もあるので、その点には十分注意しなければなりません。

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