マクドナルド営業赤字【溝口】

マクドナルドが41年ぶりに営業赤字に陥ったそうです。期限切れの鶏肉の影響が大きく響いたとのことですが、それ以外にも問題がありそうです。

マクドナルドをよく利用していた時期がありました。提供に時間がかからず、落ち着いており、清潔な場所で食事ができる点を評価して利用していました。
しかし、100円マックがはじまってから、学生や子連れの若い母親が店に入りびたり、いつ行っても店内がうるさく汚く、雰囲気も悪くなりました。

100円マックの人気が高く、売上や利益を伸ばしたらしいですが、一方、落ち着いていることや清潔さを評価する客を失ってしまったようです。
その後他社が安値路線に追随してきたことにより100円マックの優位性が薄れ、この数年100円シリーズの縮小と共に大きく顧客数が減少したようです。
5年程度のスパンで、求める顧客像を変えていては、やはり安定した経営は難しいと思います。100円マックを止めたからといって、既に離れてしまっている以前の顧客が戻ってくるわけではありません。

あれだけ通っていたマクドナルドですが、もう5年くらい行っていません。きっと一生行かないと思います。
こう考えると、求める顧客像を決めることは大事なことだと思います。そしてそれらの顧客に対して、満足してもらうことに努力し続けることが重要だと感じます。

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