偽ブランド【溝口】

全国の税関が偽ブランド品などの輸入を差し止めた件数が2万6034件となり、前年より11.1%減少したそうです。発送元は中国が全体の91.9%を占め、中国が9割超を占めるのは7年連続となるそうです。次いで香港が2.8%、韓国が1.6%となっています。
品目別では、財布やハンドバッグなどが1万727件と最多で全体の37.6%となり、スマートフォンやケースなどが4466件と全体の15.6%、衣類が3873件で全体の13.6%だった。

中国は未だに偽ブランド天国なのですね。海外の偽ブランドショップに行くと、ベトナム製がB級、タイ製がA級、韓国製がS級と言われているようですが、中国製は何級にあたるのでしょうか?
S級の場合、本物を所有している人に見てもらっても違いが分からないことが多いようです。違いが分からないのであれば本物との価格差が10倍あれば、偽物を購入する人も増えるでしょうね。海外で偽物を購入して国内に持ち込む場合、個人旅行では空港税関係員はオミアゲの範疇であれば指摘しないようです。

偽ブランドを購入する人は本物を購入することは無いので、ブランドの収益に影響がないという考え方があります。しかしブランドコピーは本物の価値を引き下げてしまうため、本物を購入した人の財産を毀損することになります。そうすると再び本物を購入しようという気持ちが萎えてしまいますので、結果としてブランドの収益が引き下げられることになると思われます。そのブランドに価値を感じるのであれば、偽物には手を出さないようにしないといけませんね。

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