スマート自販機【溝口】

中国ではスマート自販機が普及の兆しを見せているそうです。スマート自販機とは、大きめのガラスショーケースのような形で、多種多様な商品販売に対応できる機能を持ちます。

登録した静脈で個人を特定してドアを開き、設置した複数のカメラでどの商品を取り出したかを検知して、ドアを閉めることでスマホ決済が自動的に行われます。

開発業者はスマート自販機を、これまでの飲料自販機とコンビニの中間と位置づけ、売り込みをかけているそうです。価格は60万円程度となります。

 

  メリット デメリット
スマート自販機 コンビニより低コスト

自販機より品数多い

技術的な問題点
従来型自販機 低コスト 品揃え乏しい
コンビニ 細かなサービス

豊富な品揃え

家賃、人件費コスト高

 

人間が直接商品を手で取りだすので衝撃が発生せず、新たな容器開発が不要であり、無人のため24時間営業が可能です。確かに需要はありそうですね。

ただし商品補充には問題がありそうです。缶飲料、ペットボトル飲料は運ぶよりも多種多様な商品補充が必要となり、その配送トラックにも工夫が必要となりそうです。

 

現在、ファーストフード、コンビニなどはスタッフ不足で、その運営が危機的状況にありますので、今後、労働人口が減少する日本でこそ、普及すべきインフラかもしれませんね。

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