タバコ【溝口】

タバコを習慣的に吸っている男性の割合が29.4%となり、1986年の調査開始以来、初めて3割を切ったことが分かったそうです。女性は7.2%で男女合わせると17.7%となり、いずれも過去最低の数値だそうです。

30~60代と比べると男女とも20代の喫煙率が低く、若者のタバコ離れが進んでいるそうです。タバコによる健康被害が広く知られ、受動喫煙防止で吸える場所が減っていることも喫煙率減少の要因とみられます。

1986年当時の喫煙率は男性が59.7%、女性が8.6%だったそうで、現在習慣的に吸っている人のうち「やめたい」と思っている人は、男性が26.1%で女性は39.0%となっているそうです。

 

TVや映画のなかでタバコを吸っているシーンが減り、喫煙スペースの整備から、非喫煙者が喫煙シーンを見ることが減少したことが、「タバコ=大人=カッコいい」という連鎖を断ち切り、若者のタバコ離れを後押ししている気がします。

私は1989年からタバコを吸い始めましたが(2008年に止めました)、当時タバコを吸い始めた大きな理由は、好きな先輩、カッコいい先輩に憧れてだったような気がします。

 

「タバコ=カッコいい」といった心象操作が法律で禁止され、加えて分煙された狭い空間でタバコを吸っている姿が「カッコ悪い」と思われているように感じます。

またタイ国などではタバコのパッケージに、喫煙者(肺癌患者)の肺の画像が印刷されています。非常に生々しい画像です。

もう少し喫煙者が減ったら、法律で禁止しても良いのではないかと思います。タバコには良い所が1つもないですから。

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